◇500円定食屋物語

2007.05.01

500円定食屋物語 第八話

この物語は、実際にあったお話です。

クリスマスが来ました。ママとマスターにお店で着るエプロンをプレゼントしました。

その日は、早めの忘年会です。大いに盛り上がりました。

次の日に、お店によく来る学生達にもプレゼントを渡しました(名刺入れ4人分)。

それから年末近くになりマスターが知り合いとどこかに飲みにいったそうです。

その時に、その店の主人とホッピーの話をしたのだとか。その店の主人は、『私のお店もホッピーを出していたのだが、あまり評判が良くなく辞めましたわ』『大阪の人間にはあわん』とか言ったそうです。
それを聞いて、ママも、『うちも、置くの辞めることにするわ!』

今までの私の苦労は、いったいなんだったのでしょうか?B0404022_7


こんな大事な事は、もっと初期の段階で決定すべきです。『バカヤロー』

そこで、少し私も感情的になり口喧嘩をして『私もう手を引かさせてもらうわ』と言って食事券の残りの代金とメニュー作りで渡していた、デジカメを受け取って帰りました。
周りに1人のお客(常連)もいましたがしかたありません。後で、客とどんな話をしたのか大体の想像はつきますけど・・・・

マズイ食事をガマンしながら、このお店を繁盛店にしようとした私の努力は、ママの一言で終わりました。

さようなら!『さざなみ』もう会うことは無いでしょう。・・・・さようなら

年が明け、店の前を通ると、私の作ったカラーの呼び込み看板がはずされていました。
その代わりに手書きで、同じコピーを書いていました。

会社が、近所なのでお店を避けながら通っています。

これで、この物語は終わりです。長い間、ご購読ありがとうございました。

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Oyokujikenn
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実際に作成した1部です。

それでは・・・

次回、『うまい定食屋めぐり』が始まります。

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2007.04.30

500円定食屋物語 第七話

この物語は、実際にあったお話です。

新しいお店は、常連さんよりも飛び込みや若いサラーリーマンを対象に絞る事にしました。

結婚している男性の小遣いは、飲み屋に行くほど奥さんに貰ってはないはず。それに比べて、独身サラーリーマンは自分のお金を好きなだけ使うことが出来ますから?

お酒も若者向けに、新しい物を用意する必要があります。B0404022_6

マスターの案で、韓国評判の青い鬢に入った韓国酒と今、東京で大流行のホッピーを置くことに決定しました。

マスターのPCが壊れているので、私がWebで調べる事に。

どんな飲み方をするのか?どの商品が飲めるか?値段がいくらするのか?
残念ながら大阪では、ホッピーはまだメジャーではなく販売している酒屋も3店舗しかなくそれも業務用でなく一般に小売している商品しか購入できないのです。空き瓶の回収もやってくれない。
東京では、商品の発送・空き瓶の回収などはメーカーが行ってくれるのです。

まあ、しかたありますん。ガマンすることに。

ホッピーのメニュー10種類の値段を決め、チラシ・ポスター・の作成。バラマキ用チラシの作成。
プレゼント商品も用意する事に。

どんな店にするのか?でも色々と案を出しました。
お店に入った瞬間何のお店?と思わす!
雑貨の陳列、遊びの小物、昔懐かしい雑貨屋さんの食べ物を置くなど・・・色々と

後、料理メニューです。マスターの案で韓国の豚の焼肉料理(絶品らしい)
色々な料理のレシピーも渡し、『これなら私も作れる』・・・レシピー見たら誰でも作れるやん!

店内メニューも一工夫しスナップ写真風にする。季節ごとにメニューの張替えをする。
そうすれば作らなくなった料理をメニューに載せて置く必要がない。
お客さんからも文句も出ないし一石二鳥です。

新装オープンのチラシも完成しました。(クイズ形式にしました)
後は、印刷するだけです。さすがにコピー機では大変です。・・・

以前、このお店をオープンする時にチラシを作ったそうです。
新聞販売のサービスで作ったんのですが、誰一人そのチラシをもって来店した人はいなかった。それは何故か?
私もそのチラシを見せて貰ったのですが、致命的なミスを発見しました。

文藻に『このチラシを持って来店されたグループの方に生ビール1杯サービスします』
一人で行っても1杯、たくさんで行っても1杯なんです。

なかなか1人で知らない居酒屋に行けませんヨ。新聞の折込チラシですから1家に1枚なんです。


後は、ママの料理の腕しだい!
これが一番の心配です。毎日同じ味を出せるのか?

ところが、大事件発生です。

次回 最終回  『そんなバカな!』

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2007.04.29

500円定食屋物語 第六話

この物語は、実際にあったお話です。

メニューも新しくなってお店の雰囲気も明るくなってきました。

私の提案でお食事券を作ることになりました。11枚セットで5000円1枚サービス。
それと、お食事券のポスター

毎日来る人は、すぐに購入していきました。結構売れました。大成功です。

しかしながら、製作すのは大変手間です。
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不正防止のため、1枚1枚にナンバリング付けをしたからです。
しかも手作りで1セットごとに、カットしますからめんどくさい。

その後、名刺サイズのカードに変更(1枚のカードで11回の食事)裏面にスタンプを押すようにしました。
ナンバリングが1枚に1個ですから楽です。

このころから、近くの専門学生が食べに来るようになりました。
お店も大忙し!一度に5人は来てました。若いから食欲も旺盛で、みんなご飯のお代わりをします。
おかずが品祖なのに良く食べる。ご飯だけでもたくさん食べて元を取るのか・・食べる。

あまりにもメインのおかずが品祖なので、小鉢を1品減らしてその分豪華にするように提案をしました。
翌日から、その様になりましたが やっぱりボリュームがない。もうイイヤ・・・これ以上は無理なんでしょう。

料理屋の経験が無いので、食品の調達に苦労していました。市場の場所さえ知らない。車が無いので大変です。
近くの市場と業務用のスーパーの場所を教え、ようやく食材の調達の仕方が解ったようです。まるで素人ですヨ

客が増えると常連さんが困ってしまう。座席の数が少ないのです12人程度しか座れないからです。
『また、後できます』と言って帰ってしまいます。私も、ゆったり出来ないので不満がつのります。

なんだかなぁーお店が繁盛するのは嬉しいが、複雑な気持ちです。

もうここまで来れば大丈夫だと思っていましたが。

いよいよ物語りも中盤になってきました

・・・・・・つづく

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500円定食屋物語 第五話

この物語は、実際にあったお話です。

ママから色んな相談を受けまます、賃貸マンションを探していると言います。

来年、マンションを購入そうですがそれまでの繋ぎに探しているのです。

店の近辺で8万円くらいの賃貸マンションです。この都心で3DK以上でその値段であると思いますか?狭いワンルームマンションでも安くて6万はします。色々探しましたがめぼしい物件は、ありませんでした。

なんでも、マスターの仕事先の事務所の家賃・現在2人が住んでいるマンションの家賃・お店の家賃を削減すすために事務所件住まいを探しているのです。

マスターの仕事は、韓国の旅行代理店です。本人が韓国人だから・・・B0404022_5

独立して間が無いので、日本でなかなかローンが組めないらしい。確定申告が2期分いるらしい。

日本国籍でないのでなかなか難しいと思います。

それと合わせて、お店の方も新装するとか言ってます。その為に、新しいお店の料理・お酒などを思案中だとか?
それで私にも、相談に乗ってほしいと言って来ました。

私なりに、オープンに向け企画書などを作成する事にしました。

次回 第六話

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2007.04.28

500円定食屋物語 第四話

ママは、口が達者で自分の自慢話をよくします。

占いが得意そうで『占ったろか』

次の日に結果発表、しかし本とかで記載されいる物をそのまま言った感じです。B0404022_3

『当たってるやろ』とうれしそうに言います。

人の悪口をよく言います。まあ面白いので聞いていますが、ここまで言いますか?ぐらい話します。

常連さんも結構増えてきました。しかし、料理は、マズイし手抜きが目立つ!店で寛げるので許す。

自家製コロッケメニューがよく出る。『手作りやで』と言ってました仲良くなる内に実態が明らかに冷凍コロッケでした。
一般には出回ってない業務用コロッケで形が、普通の形でないので素人目には解らない。

何だかんだで、手を抜こうとします。豚のしょうが焼きの時は、3枚位(少ない)

そのうちに、『魚料理専門に出そうか』 かんべんしてくれー!

ある日、ママが『メニューを作ってくれる』と言います。夜の居酒屋のメニューです。
値段を、上げるそうです。金額を見たら高い・高い。
この料理に、この値段はないやろ!・・・

まあ、仕方なくカラーで作ってあげました。
小さなメニューと、壁に貼る大きなメニュー(無料)外に頼むと10万円はします。

それでも、明日も行くのでした。

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2007.04.27

500円定食屋物語 第三話

今日も、お客が来ない。・・・・・

でも,、だんだんとお客が増えてきました。呼び込み用の看板が人目をひくらしい。

固定客も着きだした。よかったよかった。

このころから、食事の後に果物のデザートが出るようになる。
一切れ程度ですがそれでもうれしいものです。

やれば、出来るやんB0404022_2


定食は、四角形のおぼんに食事をセットするのだが、
お店が狭いのでお客が座ると後ろの壁の隙間が狭いので、人1が横を向いて進まねば通れない程せまい。
そんなに狭いのに客の後ろに回って料理を運ぶ。なんだかなー・・

客にも迷惑やし『カウンター越しに出せばーいいのに!』と私が言うと『そーうね』
おぼんに小鉢などをあらかじめセットしご飯・味噌汁・メインのおかずをカウンター越しに渡すようになる。

一人また一人 お客が増えてきました。しかしながら料理は、マズイ!

ママは、お客が5人ぐらい入るとパニックになってしまう。段取りが悪るすぎる。
おかずが足らなくなることありました。我々が食べている料理と違う物を出すしかない。

そのお客は、もう来店してはくれないと思います。 何してるんじゃい!最低です。

聞くと1日6人分くらいしか材料を用意してないらしい。いくら客が少ないからって・・・・

夜も営業しているのに買いすぎはないと思う。何でもお昼は、お店に入る前に仕入れるらしい。

今日も、まずい!でも小鉢は、そんなにまずくない。

明日も、行きます。。

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500円定食屋物語 第二話

このお店は、居酒屋が本業らしい・・・夜もそんなに客は来ないらしい
入り口はドア1枚分しかありません。

店先にある立看板は、見た目もスナック風・・・居酒屋には見えない。

ママは、普通のおばさんです。子供も独立し結婚・孫までいます。
ママは調理師免許も持っては居ません。居酒屋は、免許なしに営業が出来るからです。だから、皆がすぐにお店を出店するのです。

当初、このお店はママが経営していると自分で言ってましたが、『私、雇われママなんです』しかし仲良くなるうちにそれも嘘でした。

実は、この店は今ママが付き合っている韓国男性(一緒に住んでいる)マスターが別の男性と共同経営しているらしい・・なんと複雑?

まあ、これで大体こ店の内部情勢がわかった・・・最初とずいぶんイメージが違ってきた。B0404022_1

今日も、お客が来ない。・・・・・
客が来ないので、お昼休みの終わる時間まで店のテレビを見て過ごすのが日課にになってしまった。

今日の料理もまずかった。でも、また食事に行きます。

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2007.04.26

500円定食屋物語 第一話

最近、大阪でも1コイン定食500円で定食が食べられるお店が増えてきました。

大規模に展開しているお店もあります。メニューも20種類くらいあり注文する方も迷ってしまう位。
でも、そんなには流行ってない。

近くのお弁当屋さん。500円あれば色んな弁当が食べられる。ただ、待ち時間が長い。B0404022


大阪の人間は、これがガマン出来ない(東京の人達は、並ぶのはアタリマエと思ってます)。
だから、すぐに近くにあるコンビ二弁当に行ってしまう。

コンビ二弁当は、どれも同じ味に思えてしまう。
私の若い時は、人込みで落ち着いて食事が出来ないので飲食店にはあまり行かずお弁当を買って食べてました。
行くの苦手な人多いと思います。

●第一話

この物語は、2006年に実際にあった本当のお話です。

昨年、近くに小さな500円定食屋を見つけました。

お店の名前は『さざなみ』
手書きの文字で目立たなく人も入って居なかったので、敬遠していました。

ある日、思い切って入ってみました。おばさんが一人でやってました。

他に客は居ません。

『すみません』と一言、『いけますか?』

『今日は、○○○です。ご飯のお代わり出来ます』

食事は、日替わりで1種類だけでした。味は、マズイ!食事を食べ終わっても他にお客は来ない。

ママと世間話しているうちに、お店の『前のメニューが小さい』と言ったことから、私が、呼び込み用の看板を作ることに。
目立つ様にカラーで作りました。(無料)その日のうちに届けてあげました。大変喜んでもらえました。

次の日も、あまりにもかわいそうなので行くことにしました。食事は、まずい。
昨日のお礼にと、夜の居酒屋に使う鯛の煮付けをサービスしてくれました。

ママは、『昼はサービスでやっているのよ』なんと客を馬鹿にした言葉。

それでもまた次の日も行ってみました。
これから、この店との壮絶な戦いが始まります。・・・

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